今回はSeasar2の動作環境を構築します。Seasar2はJavaでWebシステムを開発するのに用いられているフレームワークの1つです。
Seasar2を動作させるためにはJavaの実行環境とサーブレットコンテナと呼ばれるソフトウェアが必要となります。今回、Javaの実行環境としてOpenJDK、サーブレットコンテナとしてTomcatのインストールを行います。
なお、Seasar2の動作確認用のサンプルとしてお問い合わせフォームのWebシステムを用意しています。
Javaをインストール
まずはJavaをインストールします。
yum -y install java-1.8.0-openjdk
完了しました!と表示されたら以下のコマンドを入力し、OpenJDKが正常にインストールされたかを確認します。
java -version
openjdk version “1.8.0_~~~”と表示されることを確認します。
Tomcatをインストール
Tomcatを/usr/local/tomcat上にインストールします。
cd /usr/local/ wget http://archive.apache.org/dist/tomcat/tomcat-7/v7.0.73/bin/apache-tomcat-7.0.73.tar.gz tar xvf apache-tomcat-7.0.73.tar.gz ln -s apache-tomcat-7.0.73 tomcat
サーバーが再起動されたときにTomcatが自動起動するための設定を行います。
vi /etc/rc.local
末尾に/usr/local/tomcat/bin/startup.shと入力
次のページではインストールしたJava、Tomcatの動作確認を行います。