長いので複数ページに分かれていますが、この記事に書かれている内容を1ページ目からなぞることで、CakePHP3フレームワークを使用したアプリケーションの動作環境が構築できます。
cake3サブドメインを作成する
お名前.comにログインしDNSレコードの設定画面からcake3というサブドメインを作成します。作成したサブドメインは後ほどCakePHP3の動作確認を行うために使用します。DNSレコードの設定画面で以下のように入力します。
- ホスト名のテキストボックスに追加したいサブドメイン名を入力します。今回はcake3と入力します。
- TYPEはA、TTLは3600と入力してあると思いますのでそのまま変更しないでおきます。
- VALUEの4つのテキストボックスにはご自身がServersMan@VPSでレンタルしたサーバーのIPアドレスを入力します。
- 状態は有効を選択します。
- 上記の入力を確認し追加ボタンをクリックします。追加ボタンをクリックしたら確認→完了と遷移しサブドメインの設定を保存します。
以下の画像はcake3サブドメインの設定前と設定後しばらく待った後のpingコマンドの実行結果です。SSL証明書の発行や、ブラウザでの動作確認はDNSレコードの設定が反映されてからでないと行えないので設定後の表示になっていることを確認してから作業してください。
CakePHP3の動作環境構築の前準備
CakePHP3では動作環境を構築するのにComposerというソフトウェアを使用します。そのためまずはComposerをインストールします。
curl -sS https://getcomposer.org/installer | php -- --install-dir=/root mv /root/composer.phar /usr/local/bin/composer
CakePHP3の動作に必要なPHPのライブラリをインストールしてhttpdを再起動します。
yum -y install php56-php-intl systemctl restart httpd
※2017/10/07現在、ComposerでCakePHP3をインストールするのに失敗してしまうようなので追加で以下のライブラリをインストールします。
yum -y install php56-php-xml systemctl restart httpd