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「MD5の変換/逆変換ツール」をServersMan@VPSからEC2に移設したときの話

前回の投稿内容の「MD5の変換/逆変換ツール」についてServersMan@VPSからEC2インスタンスに移行しました。ServersMan@VPSのサーバーは既に別のシステムを動かすのに使用しておりMySQL(MariaDB)のアップグレードで環境情報を変更したくなかったため新たにAWS上にサーバーを作ることにしました。

t2.microより安いt2.nanoというインスタンスタイプもあったので今回は以下の構成でサーバーを作成しました。なお、「MD5の変換/逆変換ツール」はCakePHP3で構築しているため単純にwebサーバーを作る際には不要なPHPライブラリがいくつかあります。

以下のような環境を構築
OS:Amazon Linux 2017.09
PHP:5.6.31
DB:MySQL 5.6.37
Web:Apache 2.4.27

1.EC2のコンソールよりインスタンスの作成
AMIの選択で「Amazon Linux AMI 2017.09.0 (HVM), SSD Volume Type」を選択
インスタンスタイプで「t2.nano」を選択
→1時間辺り$0.0076なので月$5.472になるようです。t2.microの半分の値段のようです。
EIPを付与するとその分月額のコストが上がってしまうため今回は使わない方針です。
詳細設定はVPCはデフォルトのままで削除保護にのみチェックを入れました。
ストレージはルートボリュームをSSDからマグネティックに変更のみしました。
タグはName属性に対して適当な名前をつけました。
セキュリティグループは新規作成し、以下のような許可設定を行いました。MySQLを開発環境から接続可としているのは後ほどDMSで移行を行う際にソースDBへの接続を行うためのものです。今回は初期状態で0.0.0.0としていますが環境構築中はマイIPに設定しておいたほうが安全です。

作成したインスタンスのステータスがrunningになるまでの間にServersMan@VPSのサーバーから必要な情報を取得してました。

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