PostgreSQLの透過的暗号化の動作検証を行うためにVM環境を作成したときのメモです。
ゲストOSからインターネットに接続できる状態にするのと、ホストOSからゲストOSへSSHで接続できるところまでの手順になります。
タイプ:Linux
バージョン:Red Hat (64-bit)
メモリはとりあえずの2GB
ここで、最初バージョンの選択で64bitOSが選択できませんでした。WindowsのBIOSの仮想化機能が無効になっていたのが原因でした。
参考→http://qiita.com/kmats@github/items/a2396aa5b6f397d447b8
ディスクサイズを設定して作成ボタンをクリック
作成されたVMの設定画面を開く
ネットワークタブのアダプター2を有効化
割り当て:ホストオンリーアダプターを選択
アダプター1はゲストOSからインターネットに接続するのに必要
アダプター2をホストOSからゲストOSへSSHで接続するのに必要
ストレージタブでインストールするOSのディスクイメージを選択
ディスクイメージを取得するに当たって6系は現在6.8が最新のバージョンとなっており、ミラーの6.6のディレクトリにはOSのイメージファイル自体が置かれていないと思います。
readmeにhttp://vault.centos.org/よりダウンロードしてくださいと記載されてるので行ってみたところ、ダウンロードできました。
一番上を選択
Skipを選択
「はい、含まれていません~~」を選択
ホスト名を適当に入力
今回はここでDesktopを選択しました。
選択肢にDatabase Serverというのがありますが、これは選択したことがないので今回は選択せず。
Desktopはインストールするモジュールが多いために時間がかかります。
10分くらい待つ(´・∀・`)
おそらく今回作成しているVM環境においては不要な機能だと思われるのでチェックを外してみました。
一般ユーザーのログイン画面まで進捗しました。
ログイン後端末からネットワークの設定を行いました。
suコマンドでrootユーザーとなり、ネットワークの設定ファイルを編集します。
/etc/sysconfig/network-scriptsに存在するifcfg-eth0がアダプター1、ifcfg-eth1がアダプター2の設定になります。
アダプター2はIPアドレスの固定化を行います。
ifcfg-eth0
ONBOOTをnoからyesに変更
ifcfg-eth1
ONBOOTをnoからyesに変更
BOOTPROTOをdhcpからnoneに変更
IPADDRの行を追加
NETMASKの行を追加
NETWORKの行を追加
上記設定をした状態でOSを再起動もしくはネットワークを再起動することでIPアドレスが割り振られた状態となると思います。
ゲストOSからインターネットに接続可能なことの確認
curlコマンドもしくは画面上部に表示されているFirefoxのボタンをクリック
ホストOSからSSH接続できることの確認
SSHクライアントからifcfg-eth1で指定したIPアドレス、一般ユーザーログイン情報を元にログインできると思います。
以上です。